2011年12月9日金曜日

11.動くおもちゃのしくみ

11.動くおもちゃのしくみ

前回から引き続き、最終作品の作成。
A3ケントボード上に美しくレイアウトして、今回で作品を完成させる。

step.1作品化に向けてのアドバイス

昨年(先輩)の作品事例紹介
昨年提出されたポーよフォリオをブラッシュアップしたもの

紙面のレイアウトの仕方について
先週作成した下書きを、どんなレイアウトでどのような情報を載せるのか考える。
自分のもっているおもちゃを、初めてそのおもちゃを見た人に伝える為のインフォグラフィックスを作成する。
今まで作成した作品の中から、自分のおもちゃを説明する上で必要であろう物を選びケントボード上にレイアウトし作品を完成させる。

レイアウトの事例
ブルックマンのグリッドシステム
英語とドイツ語のレイアウト本、ブルックマン本人が著者の本。
グリッドを使用しレイアウトを調整することで最終的に美しいレイアウトとなる。

グリッド/格子、ライン取り
表紙にあるグリッドを基本に作成されている。
様々な雑誌や書籍はほぼこれと同じシステムを採用している。
1つのグリドパターンや様々なレイアウトのパターンで作る事が可能。

今回の作品でもまずはじめに1つのグリッドパターンを決めてから作成をはじめると良い。
ポートフォリオ作成の際にも1つのグリッドシステムをしっかりとさだめて作成すると良い。
すべての本にグリッドシステムが生きている。

ヘッダーや説明分の位置や図のパターンも定まってると良い。
ばらばらにする事によって、読み手にとって読みにくいものになってしまう。
同じ内容で同じ事を描いていてもレイアウトがぐちゃぐちゃだと、どのように読むのか読み手がつかめなくなってしまう。
それを意識しながら物作りをする事で物作りの仕方がまったくちがってくる、どんなシステムで作るかをきめることで非常に良いレイアウトの物を作る事ができる。
よほどの事が無い限り、すべてのページのグリッドがばらばらという事はない。

これらの説明を元に、先週から引き続いて作品を完成させること、先輩の作品例の更にその先に完成形がある。

step.2作品制作


A3ケントボード上に美しくレイアウト

step.3共有・振り返り、プチ展覧会

今回最終段階まで進んだ人が少なかったため、来週までに作品を完成させる事。

来週の予定
作品プチ展覧会(今回完成できなかった作品を完成させたもの)&プレゼンテーション
ポートフォリオ制作その1

用意するもの
スケッチブック
画材(必ずサインペン、マーカーを持ってくる事)
A3クリアファイル
これまでの全ての作品
スケッチ、写真等の資料
模型は写真で(最終提出時にチェックします)

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