2011年11月25日金曜日

09.模型による説明

09.模型による説明

今回のテーマは模型による説明。
前回行った動きの説明(目に見えない現象)をより分かりやすく説明するための模型を作成する。
作成過程をデジカメ等で記録しながら、作成を行う。

step.1オリエンテーション

ガリレオの動く模型本。

step.2アイディアスケッチ

step.3レイアウトのエスキース

step.4作品化

動く構造の模型を作る。
その際、ポートフォリオ作成の事についても考えてファイリングできるものだと良い。

step.共有

2011年11月11日金曜日

07.玩具の動く仕組み

07.おもちゃの動くしくみ

背景にある物理現象の説明。
摩擦・遠心力・揚力・慣性etc
目に見えない現象を描く。

step.1オリエンテーション

はたして自分の調べて来た物理現象の説明は他人に通用するのかどうか、自分がきちんと理解しているのかどうか確認を含めて、自分の持って来たおもちゃの説明を周りの人にしてみる。
説明する際には紙に描きながら、筆談をしながら、聞いている人にメモをとってもらう等の工夫をすること。

世の中の事例紹介
ネットで検索するだけでもたくさんの事例があげられている。
オリンピックの競技説明本
スキーの板がどうして滑るのか
このような例を参考にまずは自分でおもちゃの説明をしてみると良い。

また次にあげるおもちゃに関しては、既にネット等で動きの説明についていくつか例があげられている。
コマの回るしくみ
ヨーヨー
飛行機
竹トンボなど・・・

前回まではおもちゃそのものがどうなっているかの説明だったが、今回は目に見えないしくみについて作品化して説明をする。

step.2アイディアスケッチ

レイアウト、構成の仕方等を考えながらラフスケッチを描いていく。

例/シーソーのおもちゃ
テコの原理を利用して進んでいる⇒テコの原理を調べる
しかし、このおもちゃとテコの原理が繋がっているようには見えない。
具体的にこの現象がどのようにしておもちゃに働いているのか、その動く事にたいしての説明はおもちゃにはない。
どのような現象でどのように力が働いて、どのように動くのかを絵と言葉を使って説明する。
タイトルだけでもどんな力が働いているのか分かるように描くと良い。

専門家は原理を文章で表現する事は可能だが、誰がみてもその現象を理解できるように説明する事はできない。
デザインの仕事はここからと言える。
誰が見ても理解できるように図や文章を利用して表現することがデザイナーの仕事である。

step.3レイアウトのエスキース

step.4作品化

おもちゃの動きの背景にある物理現象を視覚的にA3ケント紙上い美しくレイアウト

step.5共有・振り返り

講評会

2011年11月4日金曜日

06.時間的な変化・遷移

06.時間的な変化・遷移

先週は動きを言葉で説明する表現方法を行った。
今回は基本的には図を使って、言葉は使わずに表現する。
(パラパラ漫画のような物を思い浮かべる)

step.1 映像的な表現の基礎

まずはスケッチブックを使用して練習を行う。
縦方向に5〜6個の升目を描いて、先生の言ったタイトル通りの動きを図で表現する。

第1問:1人が遠くから歩いてくる様子(遠近法、時間の推移を表す)/制限時間3分
単純なものでも、リアルに人間を表して物でも良しとする。

第2問:1台の車が右から左へ走って行く様子

題3問:ボールがバウンドしながら進んで行く様子
この問題は、今私達が取り組んでいる玩具の動きの表現方法に一番近いものと言える。

表現方法のヒント
フレームの端から入り出て行く⇒物が動いているのではなくフレームが動いている。
自動車の動き(背景が動く事に酔って車自体が動いていると錯覚させる)
⇒ズームイン、ズームアウト(車が来てこちらを通り過ぎて去って行く表現)

今日の目標
みんなの持って来た玩具がどのような動きをしているか、コマ割りの絵によって表現する。
それぞれの動きが時間経過によって変化して行っている様子を表現すること。

step.2 玩具の動きとその要員をコマ落としで描いてみる

最修訂に作品にする為に、まずはコマ落としで描いてみる。

step.3 レイアウトのエスキース(下絵)



step.4 作品化
   玩具の動き=変化・遷移をA3ケント紙上に美しくレイアウト



step.5共有・振り返り/プチ展覧会

今回の優秀作品

次回の課題
玩具の動くしくみについて、物理現象の説明を行う。
摩擦、遠心力、揚力など目に見えない現象を描いていきます。