2011年11月4日金曜日

06.時間的な変化・遷移

06.時間的な変化・遷移

先週は動きを言葉で説明する表現方法を行った。
今回は基本的には図を使って、言葉は使わずに表現する。
(パラパラ漫画のような物を思い浮かべる)

step.1 映像的な表現の基礎

まずはスケッチブックを使用して練習を行う。
縦方向に5〜6個の升目を描いて、先生の言ったタイトル通りの動きを図で表現する。

第1問:1人が遠くから歩いてくる様子(遠近法、時間の推移を表す)/制限時間3分
単純なものでも、リアルに人間を表して物でも良しとする。

第2問:1台の車が右から左へ走って行く様子

題3問:ボールがバウンドしながら進んで行く様子
この問題は、今私達が取り組んでいる玩具の動きの表現方法に一番近いものと言える。

表現方法のヒント
フレームの端から入り出て行く⇒物が動いているのではなくフレームが動いている。
自動車の動き(背景が動く事に酔って車自体が動いていると錯覚させる)
⇒ズームイン、ズームアウト(車が来てこちらを通り過ぎて去って行く表現)

今日の目標
みんなの持って来た玩具がどのような動きをしているか、コマ割りの絵によって表現する。
それぞれの動きが時間経過によって変化して行っている様子を表現すること。

step.2 玩具の動きとその要員をコマ落としで描いてみる

最修訂に作品にする為に、まずはコマ落としで描いてみる。

step.3 レイアウトのエスキース(下絵)



step.4 作品化
   玩具の動き=変化・遷移をA3ケント紙上に美しくレイアウト



step.5共有・振り返り/プチ展覧会

今回の優秀作品

次回の課題
玩具の動くしくみについて、物理現象の説明を行う。
摩擦、遠心力、揚力など目に見えない現象を描いていきます。

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