2011年10月21日金曜日

04 構造を描く

今回のテーマは
「構造を描く」
玩具の見えない部分、仕組みを理解することが今回の目的です。
どのような部品構造になっているのか、必要なようだったら玩具を解体していろんな角度からその部品を観察しそれを表現します。
目に見えていない仕組み、メカニズムを人に紹介するのが今回の最終目標です。

事例では、列車の内部構造がわかりやすく描かれたイラストが紹介されました。
ただ部品をバラバラにして描くのではなく並べ方も重要なポイントになってきます。
表現の仕方もたくさんあります。図面に近いものやイラストに近いもの写真のような表現等、自分のテーマにそった表現するために一番適した方法を利用するのが良いでしょう。


事例/教科書p136 図解表現

step.1
部品を描いてみる

まずは玩具の構造を知るために、玩具を解体してみます。
部品一つ一つを取り出して様々な角度から部品を観察しスケッチブックに描いていきます。
解体することの出来ない玩具はそれぞれの持っているテーマにそって様々な角度から玩具を観察し描いていきます。
描けると思ったものはどんどんスケッチブックに描き込みます。

step.2
意味付け

カタチをちゃんと観察します。
ただ描くのではなく、順番によって意味合いをつけます。
先ほどはただ様々な角度から部品を観察しただけでしたが、それだけではなく意味のあるレイアウトを意識します。
要素の配置と玩具のカタチをリンクさせることが重要です。

step.3
作品化

今回はなかなかペースが良いため、すこしハードルをあげて
最終形態は「透視図+分解図」の2つをA3ケント紙にレイアウトし着彩をします。
透視図/玩具をレントゲンで透視したような表現。部品によって色分けすることで分かりやすく表現できます。
分解図/どのような部品構成になっているのかわかりやすく表現するために、部品をバラバラにした状態で表現した図。この時部品を無作為に配置するのではなく順番や位置にも意味をもたせることが重要です。